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【2024/12 事故防止講習会】
投稿日:2024.12.12
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
広島県では初雪が観測され、本格的な冬がやってきました。
美しい冬景色に心癒される一方で、運転には一層の注意が必要な季節でもあります。
雪道では『滑りやすい』『道路標示が見えにくい』など、普段とは違う状況に直面しますので、冬用タイヤに変えていても十分にスピードを落とし、安全運転を心がけましょう!
さて、題名にもありますように12月10日瀬野川産業本社にて、およそ2時間にわたり事故防止講習会が開かれました。
ドライバーだけでなく事務員も参加しています。
定期的に全営業所で安全教育を行っていますが、今回は本社での実施ということで、ほんの一部ではありますがその様子を皆様にお伝えしたいと思います。
まず、運転リスクの一つとしてある「フェード現象」について。
フェード現象は、下り坂などでフットブレーキを多用することでブレーキが効かなくなるという、とても危険な状態です。
特に重い荷物を積んだトラックでは、ブレーキが熱を帯びてフェード現象が起こるまでの時間がとても短く、あっという間にブレーキが効かなくなってしまいます。
そのため下り坂では、フットブレーキではなくエンジンブレーキや排気ブレーキの活用が欠かせないのです。
トラックがいつも載せている荷物にも気を付けなければならないことがあります。
積み荷の片寄り。
積み荷が片寄っていると重心が変化し、カーブで車両のバランスが崩れやすくなるだけでなく、荷崩れが起きれば重心が一気に動いて横転事故を引き起こす可能性があります。
お預かりした大切な荷物を守るためにも、積み荷を適切に配置し緩衝材を用いてしっかり固定することが大切になります。
ほかにも、当社で扱っている冷凍車の仕組みや運ぶ荷物の適切な温度帯など、三温度帯管理を行っている当社ならではの説明もありました。
そして最後に、当社で起こったヒヤリハットの事例について、実際のドライブレコーダーの映像を見ながら状況を詳しく振り返りました。
暗い中から突然飛び出してくるように見える歩行者や、急な車線変更をする車など、自分自身が運転していたらどうしていたのか、この映像のようにうまく避けられたのか、冷静に考えると胸がざわつくようなシーンも多くありました。
改めて、運転中は常に注意を払い危機感を持つ重要性を実感しました。
この講習を通じて、事故防止に取り組む姿勢を再確認し、安心して信頼されるサービスを提供する基盤をさらに強化することができたように感じます。
これからも安心して信頼されるサービスを提供するため、安全を最優先に取り組んでまいります。